2020/05/01 21:55
肋骨を動かす、つなげる
この言葉を表面だけで捉えてまずやったことは
大きく息を肺に吸い込んでグワっと広げること。
普段から腹式呼吸を意識しているので
これだけでもなかなか気持ちがいい。
そして、横隔膜が硬いことに気がつきました。
呼吸が浅いし、瞑想していても
呼吸がしっくりくるまでに時間がかかります。
運動不足が祟っているせいでもあるので
身体を動かすことをライフワークにしようと思う。
もう少し深いところを捉えてみると
スポーツをやっているときのパフォーマンスと
ボーンを削っているときの作品の出来栄え
これと身体の力の入れ方・意識の仕方が大きく影響しているし
イメージ通りにできているときの感覚を
思い出すことができた。
身体の芯の初動に意識を集中しているとき
パフォーマンスは普段信じられないくらい上がる。
芯から遠い腕や足の動かし方に意識が向くと力みが出て
思い通りに動かないものだ。
ボーンは身体を動かすとはちょっと違うけど
意識の置き方でいえば同じこと。
ただ違うのは、集中しているとき
意識が頭の上の方に抜けてしまって
手元の作業もそうだし身体自体が
自分自身ではないような感覚になることがある。
静かな海で波待ちをしている感覚にも似ているけど
瞑想に近い感じ。
この感覚の時って全く力んでないからか
イメージしたものができる。
でも、それすべての部分を自分の手によるもののように感じられず
自分と自分以外の者との共同作品みたいな感じ。
何かに”創らされた”ような感じ。
ボーンをつくるときはこの方がしっくりくる。